南房総の海水浴場めぐり -ブログ版 ― 2014年07月05日
ちょっと前の情報になりますが…
4年前、まだ体力旺盛のころ愛車マグザムでできるだけ多くの海水浴場を見たくなり夏まっさかりの海にとびだした記録です。
4年前、まだ体力旺盛のころ愛車マグザムでできるだけ多くの海水浴場を見たくなり夏まっさかりの海にとびだした記録です。
2010年8月1日(日)、朝から天気もよく、近場の海水浴場を見に行く。
新しく開通した安房グリーンラインを南下、途中で館山湾方面を気持ちよく遠望し、5分ほどで白浜に出る。

予定は、オートキャンプ場もある、根本海水浴場、そこから東に向かい、名倉、塩浦、南千倉、瀬戸浜、和田浦まで行って帰ることにする。
各海水浴場とも家族連れが多く、駐車場もほとんどのところでまだ空きがある状態。またトイレは各浴場とも整備されていて、水シャワーも無料のところが多い。根本だけ無料の駐車場を見つけれらなかったが、探せばあるのかもしれない。
各海水浴場とも家族連れが多く、駐車場もほとんどのところでまだ空きがある状態。またトイレは各浴場とも整備されていて、水シャワーも無料のところが多い。根本だけ無料の駐車場を見つけれらなかったが、探せばあるのかもしれない。



千倉に北上するにつれ濃い霧が!

「瀬戸浜海水浴場」あたりは、昔は浜がもっと広くて、それはそれはきれいだった、と、しりあいのおばあさんが教えてくれた。館山の北条海岸についても同じような話を聞いたことがあります。

2010年8月4日(水)、平日だが2回目の海水浴場めぐりに気合を入れる。
前回は和田浦で駐車場を探す作業中、脚をアブに刺されて戦意喪失。(和田浦の写真がない理由)。今回は長めのソックスを着用。20箇所!の海水浴場を見てこよう。(あくまで目標)。
前回は和田浦で駐車場を探す作業中、脚をアブに刺されて戦意喪失。(和田浦の写真がない理由)。今回は長めのソックスを着用。20箇所!の海水浴場を見てこよう。(あくまで目標)。
■グリーンラインを南下、白浜、根本を過ぎ、最初は何度も行ったことのある布良阿由戸浜だ。この「阿由戸」は地元のおじいさんは「アイド」と発音していた。
弥生時代に西からやってきた人たちが舟で上陸した場所と言われている。遊泳禁止であるが、浜でゆっくりするには最高の場所。シャワーはないがトイレはある。しかし、オレ以外の家族はこのトイレは使用せず、相浜のトイレを使っていた。
駐車場は以前より手前に新設されていた。砂は貝殻が細かくなったもので、他の浜と違う。透明度は高く、パラソルを持参で一日ボーとしたくなる。
弥生時代に西からやってきた人たちが舟で上陸した場所と言われている。遊泳禁止であるが、浜でゆっくりするには最高の場所。シャワーはないがトイレはある。しかし、オレ以外の家族はこのトイレは使用せず、相浜のトイレを使っていた。
駐車場は以前より手前に新設されていた。砂は貝殻が細かくなったもので、他の浜と違う。透明度は高く、パラソルを持参で一日ボーとしたくなる。

■布良の隣が相浜海水浴場、「フラワーライン」から進入する道が開設されて今までの奥座敷的雰囲気が薄らいだ。隣にある防波堤では魚釣りが楽しめます。きれいになったトイレもあり安心。シャワーだが、安房地域では有料無料にかかわらずないところもある。ただ、トイレはだいたいあるので、空きペットボトルに水を汲んでシャワー替わりにする技術を習得しておけば、問題はまったくない。
テレビでもよく紹介される「相浜亭」がある。注文してからかなり待たされると聞いていたが、オレの場合はすぐでてきた。
テレビでもよく紹介される「相浜亭」がある。注文してからかなり待たされると聞いていたが、オレの場合はすぐでてきた。

■相浜から平砂浦に沿ったフラワーラインを西へ。ゴルフ場のあたりから右に入り、山際の道を通れば、大島、サンカクジマ(利島)など眺望がいいです。洲崎を廻って次の海水浴場は坂田(ばんだ)。
この辺は、映画「グラン・ブルー」で有名な、今は亡き素もぐりの世界記録保持者だったジャック・マイヨールさんが、世界一きれいな海だ、と絶賛した場所。そういえば、対岸の船形から見ると洲崎、沖ノ島あたりははっきり見えるのに、坂田あたりだけ霧の塊で見えなかったことが何回かある。きっと海流の流れとかで海水温が低いのでは、と思う。

■次は、国民休暇村のある波佐間海水浴場。ここは人出が多い。施設も完備。休暇村のプールも無料で入れるようだ。ただ、有料の駐車場1日1000円はあるが無料の駐車場が見つからない。休暇村には道路を挟んで向かいに無料駐車スペースがあるので、早いもの勝ちか。

■波佐間の隣が見物(けんぶつ)。我が母校の夏の寮があり、高校生当時何度か来たことがある。はっきり記憶はないが、内房線の各駅停車の電車で館山駅まで、そこからバスで来たはずだ。
館山から洲崎へかけての海岸沿いは、鏡ヶ浦(館山湾)を見下ろし、その上には富士山がきれいに見える立地で、古くから別荘地帯として開発されていた。(ただ、冬の西風がもろに当たるところもあるので購入には要注意!です。)
館山から洲崎へかけての海岸沿いは、鏡ヶ浦(館山湾)を見下ろし、その上には富士山がきれいに見える立地で、古くから別荘地帯として開発されていた。(ただ、冬の西風がもろに当たるところもあるので購入には要注意!です。)

■見物から沖ノ島へ行く途中にも、地図上で未確認の場所があります。多分塩見(しおみ)と思いますが。このようなちょっとした砂浜は、今日通った道筋にも何箇所かありました。ただし、トイレ、シャワーはないし、監視員などもいません。ほとんどプライベートビーチといった感じですが、安全には充分気をつける必要があります。
■館山航空基地の奥にあるのが沖ノ島海水浴場です。江の島の小型版といった雰囲気があります。磯遊びもできるし、諸施設も整い、家族連れで遊ぶのに最適か。訪れたのは平日でしたが、休日はかなり混みそうな気がします。
浴場手前の休憩所からの眺めもいいです。トンボが多く遊んでました。そのせいか、そこでは蚊にさされませんでした。海水の透明度がたかいので、ぷかぷか浮いて海底観察してる人もいました。こういう風景を眺めていると、安房はいいところだなー、とつくづく思います。
浴場手前の休憩所からの眺めもいいです。トンボが多く遊んでました。そのせいか、そこでは蚊にさされませんでした。海水の透明度がたかいので、ぷかぷか浮いて海底観察してる人もいました。こういう風景を眺めていると、安房はいいところだなー、とつくづく思います。

■館山駅からもっとも近い北条海岸へ。よく各種イベントが開催される浜です。この浜は、今のお年よりが若い頃は、船が東京から海水浴客をたくさん運んできて、それはそれは賑わったらしいです。

■北条海岸から北上、那古、船形を過ぎて西に向かい、大房岬に少し入ったところに多田良西浜海岸があります。ここ、いつ来てもほとんど人がいません。小さな漁港?と一体となった浜です。対面には館山の町を望めます。トイレはあるので、いつ来ても安心。那古、船形も東方向にあり、昔はあそこから江戸霊厳島へ押送舟が行き来していたのだなー、と往時を想像することもできます。
ここの休憩所で、お弁当持参のおじい様と会い、話を聞くと、20年前の定年を機に、東京での生活に区切りをつけて館山に移住してきたとのこと。この浜は天国だと言ってました。オレたち移住者の大先輩です。やはり、ハガチ(むかで)が大嫌い、地球上にいなくてもいい生物だと、意見一致。オレの家からも近いところにお住まいとのことで再会を約しました。(後日お伺いして、移住大先輩の話をたくさん聞きました。しかし、20年以上住み、大好きなこの地を来年去り、東京に戻る予定とのことでした。両親のこの地での生活を心配しているお子さまと同居するそうです。)

■この辺りの入り組んだ道を北上すると多田良北海水浴場です。売店などもあり、浜も広くて落ち着いた感じです。車も道沿いに置いてありました。安房の海水浴場はほとんど駐車場に関しては問題ありません。無料のところがほとんどです。砂もさらさらしてて、湘南よりズーッといいと思うのですが、娘たちは湘南がお気に入りのようです。

■国道を北上すると、ビワを模した街路灯が並ぶ富浦の町並みを過ぎてすぐ左に折れると原岡海岸です。浜が広いです。開放的な感じが強いです。その北隣が豊岡です。ちょっとこじんまりした、水のきれいな浜です。


以上、熱中症一歩手前での海水浴場めぐり終了です。最後に、オレの独断で、また行ってみたい海水浴場ベスト3を。
1.布良(アイドハマ)
2.原岡
3.豊岡
1.布良(アイドハマ)
2.原岡
3.豊岡
以のほかにも「白浜」をはじめに、いいところがたくさんあります。車を停めておくのにも苦労は少ないので、よさそうなところがあれば立ち寄ってゆっくりするのがいいと思います。
これらの情報は、2010年現在のものです。参考程度にしてください。
【番外編】
那古観音の西方、鉄橋近くにある大判焼きの店、「あおき」。(当地では、大判焼きを「甘太郎」という。)
残念ながら夏場は休業、あんこの持ちが悪くなるから、ということらしいが本当は、暑くて作るのが面倒だからでは、と疑っている。あんこは美味いです、お気に入りの店。年に何回か食べたくなって買いに走ります。君津から買いに来る人もいる、と、聞きました。

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